古代中国にかがやく黄金と財宝

<オンライントーク>
Gold and treasures from Ancient China

参加無料/ご予約登録制

ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」は、2022年12月1日から2023年4月14日まで、中国において3000年以上続いてきた金細工の歴史をご紹介するエキシビションを開催します。本展では、夢蝶軒コレクションの名品を数多くご覧いただけます。

漢の時代(紀元前206年〜220年)、錬金術師の魏伯陽が書いた道教の書物には「金は不滅であり、決して腐ることがないため、この世で最も価値の高いものである。錬金術師がこれを食すると、不老長寿になる」とあり、この時代に金(ゴールド)がいかに重要なものであったかが分かります。紀元前5千年紀の頃から、ゴールドは人々を魅了する力を持ち、才能ある職人たちによって、強い象徴的な価値を持つ宝飾品や装飾具を作り出すのに使われてきました。

中国美術史の博士号を持つヴァレンティーナ・ブルッコレリと、「レコール」の宝石学者兼サイエンティフィックディレクターであるオリヴィエ・セグラの2人のキュレーターが、中央アジア、ユーラシア・ステップ、モンゴル、ヒマラヤを経由して中華帝国へと続く、今でも私たちを魅了してやまない古代の卓越した技を発見する旅へと私たちを誘います。

このガイド付きツアーは、パリのジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」で開催される「古代中国にかがやく黄金と財宝」展からライブ配信されます。

 

講師
ヴァレンティーナ・ブルッコレリ
中国美術史家(博士)

オリヴィエ・セグラ
ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」サイエンティフィックディレクターおよび宝石学者、「古代中国にかがやく黄金と財宝」展共同キュレーター

 

トークスケジュール・言語
12月16日(木)午後9時(日本時間)
英語(日本語、広東語、北京語の同時通訳付き)
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写真:鳳凰のヘアピン、ゴールド製、宋時代(960~1279年)、夢蝶軒コレクション、撮影:Picspark Co