エキシビション

レコールは、ジュエリーや芸術作品の魅力を広く一般の方々に発見していただくため、
定期的にエキシビションを開催しています。
これらのエキシビションは、レコール独自の視点と卓越した専門知識をご覧いただく場でもあります。
過去、現在、そして今後の日本で開催されるエキシビションをご紹介します。

エキシビション 2024

ダニエル・ブラッシュ展― モネをめぐる金工芸

Daniel Brush Tokyo Exhibition

レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校は、2024年春、東京 六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、ダニエル・ブラッシュの卓越した作品を日本において初めて紹介する美術展「ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸」を開催します。これは、2017年にレコール パリ本校で企画された初の展覧会「Cuffs & Necks(カフス&ネックス)」展、2018年にニューヨークで開催された同展、さらに2023年に香港のレコール アジアパシフィックで開催された「DANIEL BRUSH AN EDIFYING JOURNEY(ダニエル・ブラッシュ 啓発の旅)」展に続くものです。
この類を見ない展覧会は、素材の詩人であり、金属加工職人であり、宝飾職人、哲学者、エンジニア、画家、そして彫刻家でもある現代アメリカのアーティスト、ダニエル・ブラッシュにオマージュを捧げるものです。

アルミニウム、スチール、ゴールド、絵画。エキシビションの第1章では、ジュエリーから芸術作品、オブジェまで、ダニエル・ブラッシュの幅広い作品の中に見られる、伝統的な芸術のカテゴリーを超えた多様な素材や表現方法をご紹介します。第2章では、ブラッシュの連作「モネについて考える」にハイライトを当て、素材の特性を活かして卓越した極めて優美なオブジェを生み出す彼の類いまれな能力を探ります。

開催期間:
2024年1月19日(金)~4月15日(日)

会場:
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
東京都港区赤坂9-7-6

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過去のエキシビション

過去のエキシビション 2023

インターメディアテク開館記念十周年 特別展示『極楽鳥』

BIP-KV-HD_Horizontal

JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」では、開館十周年を機に特別展示『極楽鳥』を開催いたしました。

 東京大学総合研究博物館と、ヴァン クリーフ&アーペルが支援する宝飾芸術の教育研究機関「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」との共同主催により、鳥をモチーフとした宝飾芸術の歴史的名品を、鳥の剥製標本をはじめ一級の自然誌標本および研究資料と併せて展示しました。宝飾品、自然誌標本、スケッチ。「実物」とさまざまな「表現」による鳥の対話を通じて、鳥がどのように学術的に記載され、研究されたのか、また同時に芸術においてどう表象され、それがジェリーの世界においてどのような工芸的表現に転換されたか、その変遷を辿る展示となりました。


期間:2023年1月20日(金)~5月7日(日)
会場:インターメディアテク3階
東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE2・3F

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過去のエキシビション 2022

メンズ リング イヴ・ガストゥ コレクション

Men's Rings Exhibition

2022年1月、ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」は、イヴ・ガストゥ氏が蒐集していた息を呑むほどに見事なメンズ リングのコレクションを展示するエキシビションを開催しました。このコレクションは、ジュエリーを女性的なものと結びつけて考えることが一般的な現代の風潮に対して、男性用のリングに特化しているという点で前例がないものです。レコールのエキシビション以外で、これまで一般に公開されたことはありません。 

本展では、17世紀のヴェネツィア共和国の元首(ドージェ)の指輪、1970年代のアメリカでバイカーたちが好んだ指輪、古代エジプトにインスピレーションを受けた指輪、 “メメント・モリ”思想を反映した19世紀の骸骨の指輪などをはじめとする、およそ400点ものリングが一堂に会しました。 


期間:2022年1月14日(金)~3月13日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
東京都港区赤坂9-7-6

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過去のエキシビション 2019

2019年のレコール 日本特別講座では、ジュエリーと宝飾芸術のさまざまな魅力を掘り下げる3つの特別展を東京にて開催しました。

期間:2019年2月23日(土)~3月8日(金)
会場:京都芸術大学 外苑キャンパス
東京都港区北青山1-7-15

「Through the eyes of a connoisseur~ある愛好家の目線」展

ある愛好家の目線

2019年の日本特別講座では、古代グレコローマン時代からアールデコ期にかけての歴史的なジュエリー蒐集家の一人として知られる有川氏によるコレクションを取り上げました。アールヌーヴォー全盛期を彩ったラリック、フーケ、ヴェヴェールらが手掛けた、ジャポニスムや自然、女性美を称える珠玉の作品群が会場に揃いました。

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ハルミ・クロソフスカ・ド・ローラ~《自然の痕跡》展

ハルミ・クロソフスカ・ド・ローラ~《自然の痕跡》展

レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校は、2017年にパリで開催した『Retour d’expédition - 遠征からの帰還』展に続き、ハルミ・クロソフスカ・ド・ ローラの作品展を2019年の東京にて開催しました。展覧会『Vestigia Naturae』では、文化と大陸が交わるヨーロッパと日本の間で構想された彼女のジュエリー、工芸品、家具を一堂に集めました。

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「タヴェルニエのダイヤモンドを巡る冒険~ムガル帝国から太陽王へ~」展

「タヴェルニエのダイヤモンドを巡る冒険~ムガル帝国から太陽王へ~」展

17世紀の著名な冒険家かつ商人であるジャン・バティスト・タヴェルニエが、フランスのルイ14世に献上したダイヤモンドの数々。そのうちの特に素晴らしい20石についてレコールが制作した精巧なレプリカを展示し、科学と歴史的観点からタヴェルニエの旅の軌跡をたどります。

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