レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校は、2024年春、東京 六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、ダニエル・ブラッシュの卓越した作品を日本において初めて紹介する美術展「ダニエル・ブラッシュ展 ― モネをめぐる金工芸」を開催します。これは、2017年にレコール パリ本校で企画された初の展覧会「Cuffs & Necks(カフス&ネックス)」展、2018年にニューヨークで開催された同展、さらに2023年に香港のレコール アジアパシフィックで開催された「DANIEL BRUSH AN EDIFYING JOURNEY(ダニエル・ブラッシュ 啓発の旅)」展に続くものです。
この類を見ない展覧会は、素材の詩人であり、金属加工職人であり、宝飾職人、哲学者、エンジニア、画家、そして彫刻家でもある現代アメリカのアーティスト、ダニエル・ブラッシュにオマージュを捧げるものです。
アルミニウム、スチール、ゴールド、絵画。エキシビションの第1章では、ジュエリーから芸術作品、オブジェまで、ダニエル・ブラッシュの幅広い作品の中に見られる、伝統的な芸術のカテゴリーを超えた多様な素材や表現方法をご紹介します。第2章では、ブラッシュの連作「モネについて考える」にハイライトを当て、素材の特性を活かして卓越した極めて優美なオブジェを生み出す彼の類いまれな能力を探ります。