古代ペルーの宝飾品

<オンライントーク>
Jewelry in Ancient Peru

参加無料/ご予約登録制

16世紀にヨーロッパを熱狂させたエルドラド(黄金郷)の伝説の影に隠れてしまった、ペルー文明における宝石の長い歴史は、一般にはまだ知られていません。しかし、チャビン、ビカス、モチカ、ランバイェケ、チムーなどの地域出身の名のない金銀細工師たちは、インカ文明以前からアンデス地域の金属工芸の歴史に大きな足跡を残してきました。
宗教的、あるいは世俗的な装飾品、儀式や身分を証明するためのジュエリー。ひとつ確かなことは、古代ペルーのジュエリーは、権力者や賢明な政治エリートの特権的なアイテムであったということです。

3千年もの間、金銀細工に情熱を注いできた人々の、金属加工の進化と思想の変遷をたどる刺激的な旅に出かけましょう。

カロル・フラレッソ(アーケオメタラジー(考古金属学)博士、アンデス金細工の専門家、先コロンビア期ジュエリーハウス「Motché」の創業者)、ポール・パラディ(美術史家、装飾芸術の専門家、ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」教授)。

このオンライントークは、パリにあるジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」から配信されます。

講師
ポール・パラディ

美術史、装飾芸術、ジュエリーの専門家、ジュエリーと宝飾芸術の学校「レコール」 講師

カロル・フラレッソ
考古金属学博士、アンデス金細工の専門家、先コロンビア期ジュエリーを扱う「Motché」創業者

トークスケジュール・言語
10月20日(木)午後8時(日本時間)
英語(日本語、広東語、北京語の同時通訳付き)
ご予約登録

写真:ロープと金とトルコ石で男を表現した鼻飾り、モチェ文化(100〜800年)、ML100753、©ラルコ博物館(ペルー、リマ市)