「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」
日本特別講座

レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校は、ヴァン クリーフ&アーペルの支援のもと、2012年にパリ ヴァンドーム広場に創設されました。以来、パリと香港で通年行われる講義のほか、さまざまなプログラムをフランス語と英語で提供しています。 これまでに世界40以上の国々、のべ3万人以上の方々が、世界主要都市での講義、インタラクティブ トーク、エキシビションに参加しています。

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日本特別講座

パリと香港に拠点を置くレコールは、世界を旅する学校でもあります。2013年、フランス国外では初めてのノマディックスクール(特別講座)を東京にて開校。その後もさまざまな講義やインタラクティブ トーク、エキシビションを開催し、2019年にはレコールが東京に再上陸しました。そして、初めての日本での開校から10年目を迎えた2023年2月、再び東京で特別講座を開校しました。

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2023年2月24日から3月10日までの2週間にわたり、京都芸術大学の外苑キャンパスにおいて行われた「レコール 日本特別講座」。プログラムはすべてパリ本校と同様のものが用意され、本校で活躍する各分野の専門家である講師や職人たちが来日して講座やトークが行われました。

会場の内装は2019年に引き続き、日本を代表する建築家の藤本壮介氏がデザインしました。レコールの理念を体現する洗練された空間に置かれたファニチャー、装飾はすべて、レコールが掲げるサスティナブルな理念に基づき、新たな用途に再生可能な木材が使用されました。

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日本特別講座では、「ジュエリーの芸術史」「原石の世界」「サヴォアフェール〈匠の技〉」の3つのテーマを軸にしたバラエティ豊かな講義に加え、6歳から16歳を対象とした「若い世代に向けたワークショップ」も行われ、また多彩なテーマのイブニング カンバセーションが開催されました。

講師陣は、宝石鑑定家、美術史の研究者、熟練の宝飾職人、セッティング職人、デザイナー、モデリング職人、ラッカー職人やエナメル職人など、各分野の専門家により構成されました。

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