エメラルド。鉱物ベリルの中でも最も貴重なその宝石は、紛れもなく特別な憧れを抱かせる存在です。世界中で愛される類いまれな宝石は、それぞれの文化に伝わる歴史で人を魅了するだけでなく、その性質やジャルダン(フランス語で「庭」)と呼ばれる驚くべきインクルージョンで心を奪います。東洋でも西洋でも、宝石細工職人や宝飾職人は、その職人の技をうまく適合させ、絶えず革新を追求することにより、この宝石に敬意を表しています。
マリー=ロール・カシアス=デュラントン(宝石学者、美術史家、レコール研究教員)
レティシア・ジル=ゲリ(宝石学者、レコール教員)の対話形式でお届けします。
トークスケジュール・言語
12月11日(月)午後8時(日本時間)
英語(日本語、広東語、北京語の同時通訳付き)
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写真:
コラレット
1929年
プラチナ、エメラルド、ダイヤモンド
かつてエジプトのファイーザ王女が所有
© Van Cleef & Arpels Collection - P Griès