16世紀から17世紀初頭にかけて、ヨーロッパの装飾品の歴史は真の黄金時代を迎えます。
優れた技術と無限の想像力をもって生まれたリング、ペンダント、ブレスレット、ベルト。古代から同時代までの偉大な巨匠の作品に影響を受けたルネサンス期の象徴として、これらの装飾品は身に着けられました。
このトークはトゥールーズのバンベルグ財団美術館で開催される展覧会「ゴールドとその輝き:ルネサンス期のジュエリー」に寄せて開催されます。ヘリテージキュレーターで本展キュレーションを担うジュリー・ロウと、ジュエリーと宝飾芸術の学校〈レコール〉研究教員のマリー=ロール・カシアス=デュラントンが、深い意味を持つジュエリーの数々をご紹介します。これらの作品に込められた、私的な感情や壮麗さの誇示、自己表現、制作当時の社会背景などを豊かに感じ取ることができるでしょう。
トークスケジュール・言語
英語セッション
(日本語、フランス語、広東語、北京語の同時通訳付き)
5月13日(火)午後7時(日本時間)
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フランス語セッション
(英語の同時通訳付き)
5月14日(水)午前2時(日本時間)
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写真:
キューピッド
ドイツまたはオランダ、1590年~1620年頃
浮き彫りとエナメルを施したゴールド、ルビー、ダイヤモンド、パール
© RMN-GP (Musée de la Renaissance, Château d'Ecouen) / M. Rabeau