
人類の歴史を通して宝石は、力を授けてくれるもの、あるいは愛を宣言し、オマージュを捧げ、美しさを高めてくれるものとして用いられてきました。
ジュエリーと宝飾芸術の学校〈レコール〉ドバイ校主催によるこのトークでは、さまざまな文化や地域における宝石の歴史的意義や重要性に焦点を当てながら、宝石学と芸術が交差する点を探索するものです。
宝石がどのように大陸間を旅し、経済や社会を形成してきたのか。アラブ首長国連邦の海に浮かぶ美術館、ルーヴル・アブダビの常設展示コレクションの視点を通して語っていきます。
人間と宝石の尽きることのない関係が、私たちの価値観や美的感覚、信条にどう影響しているのか、このトークで探っていきましょう。
トークスケジュール・言語
英語セッション
(日本語、フランス語、広東語、北京語、アラビア語の同時通訳付き)
12月9日(月)午後8時(日本時間)
英語セッション
(フランス語、アラビア語の同時通訳付き)
12月10日(火)午前2時(日本時間)
講師
ジェローム・ファリグール
ルーヴル・アブダビ 主任キュレーター
シャンドラ・ホーン
宝石学者、ジュエリーと宝飾芸術の学校〈レコール ミドルイースト〉講師
デビッド・ウシエト・ カブレラ
美術史博士号、ジュエリーと宝飾芸術の学校〈レコール ミドルイースト〉講師
写真:
「Tavolino di Gioie(喜びのコーヒーテーブル)」として知られる天板、
半貴石を象嵌細工した大理石、
イタリア、フィレンツェ、1568年
Bernardino di Porfirio da Leccio
ルーヴル・アブダビ © Department of Culture and Tourism – アブダビ / 写真 Musthafa Aboobacker - Seeing Things