ジュエリーの芸術史

ジュエリーデザインの遥かなる歴史を辿る

Rene Sim Lacaze すべて

ジュエリー制作の原点となるドローイングの歴史と進化、技術を発見しましょう。

シンプルなドローイングから、どのようにしてジュエリーに命が吹き込まれるのでしょう? 創作の第一歩となるドローイングに光を当て、15世紀以降の歴史を辿りながらその美と重要性を解き明かします。このクラスは、レコールが一年をかけて進めた重要な研究プロジェクトの成果であり、そのユニークなコンテンツの一端を特別に公開します。

講座概要

ドローイングは、ルネッサンス期より続く、ジュエリー制作の長いプロセスの第一歩です。鉛筆、ペン、筆などを用い、紙、板、羊皮紙、トレーシングペーパーに描かれ、そこからジュエリーが生み出されるのです。このクラスは、レコールが1年間かけて実施した重要な研究プロジェクトの成果です。調査は、アーカイブ、図書館、博物館、いくつかのジュエリーメゾンの歴史的コレクションにおいてなされました。ジュエリーの美術史家とデザイナーが、その研究成果を特別に明かします。

 

シンプルなドローイングから、どのようにしてジュエリーに命が吹き込まれるのでしょう? ドローイングを描くデザイナーの役割、そこに駆使される技法、ドローイングの用途という3つのテーマを通し、15世紀から現在に至るまでのジュエリーデザインの美と重要性を明らかにします。ジュエリーの美術史家が、最も美しく注目すべき作品を紹介します。 一方、デザイナーの講師は、ヴァンドーム広場にあるいくつかのメゾンでデザイナーとして、またグワッシュ画家として活躍した経験に基づき、現代的な視点から作品を紹介するとともに、自身の道具やスケッチブックを公開します。 最後に、長年にわたって使用されてきたさまざまな素材を手に取りながら、メゾンがハイジュエリー コレクションを紹介するために最近発行したグワッシュ画のカタログをご覧いただきます。

Studio Brédillard - Hatot Design of a pendant with chain

Studio Brédillard - Hatot
Design of a pendant with chain
Gouache on board
circa 1911
Van Cleef & Arpels Jewelry Culture Fund
Photo Benjamin Chelly

Studio Brédillard - Hatot Design of a neoclassical-style keychain

Studio Brédillard - Hatot
Design of a neoclassical-style keychain
Gouache on plastic material, mounted on brown board
circa 1911
Van Cleef & Arpels Jewelry Culture Fund
Photo Benjamin Chelly

René Lalique (1860-1945) Drawing of a “Hortensias” tiara. Pencil, ink and gouache on vegetal paper B F K – Rives, circa 1900, Van Cleef & Arpels Jewelry Culture Fund.
  • このクラスは、美術史家とデザイナーが講師を担当します。
  • このクラスは、全セッションに日本語同時通訳がつきます。
  • 講義開始の前に、講師と受講者が歓談する時間を設けています。気軽に語り合いながら、互いの経験を共有していただけます。
  • 会場にご到着時、コーヒー、紅茶、ペストリーを用意しております。
  • 特定の資料、教材を持参する必要はありません。
  • 講義の最後に証明書が授与されます。
  • ジュエリーデザインを実際に体験し、創作過程におけるグワッシュ画の重要性についての理解を深めるクラスとして、「ハイジュエリーにおけるグワッシュ画 1 – 光」「ハイジュエリーにおけるグワッシュ画 2 - 色彩」を開講しています。

ご予約時の注意事項

  • 同一講義を複数回予約すること、また、同時間帯に複数の講義を予約することはご遠慮ください。
  • 受講者ご本人以外によるお申込みも可能ですが、お申し込み時、受講者のEメールアドレスのご登録をお願いしております。
  • 既に定員に達している講義の空席案内サービス(キャンセルが発生した場合)をご用意しております。講義の詳細ページよりご利用いただけます。
  • 開催7日前までにご連絡をいただきましたキャンセルについては、全額返金させていただきます。レコール 日本特別講座事務局までメールにてご連絡下さい。
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